

「文系だけどIT業界に興味がある」「プログラミング経験ゼロだけどエンジニアになれるのか」と悩んでいませんか?
実は文系出身でもエンジニアとして活躍する人は珍しくありません。
本記事では、文系エンジニアの強みや感じやすいハードル、めざせるエンジニア職種などについて解説します。文系エンジニアになるためにしておくとよいことも紹介しているので、ぜひ最後まで読んで文系からIT業界をめざす際にお役立てください。
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文系からでもエンジニアになれる
文系からでもエンジニアをめざせる理由には、以下の2点が挙げられます。
- IT人材が不足している
- 専門スキルだけが重視されるわけではない
プログラミングに触れた経験が少なくても、論理的思考力やコミュニケーション能力を活かして成長できる余地が十分に存在するのです。
ここでは、現状のIT人材不足の背景と、文系でも歓迎されるエンジニア職場の実態について見ていきましょう。
IT人材が不足している
IT業界では深刻な人材不足が続いており、経済産業省の調査によれば、数年後には数十万人規模のIT人材が不足すると予測されています。
急速に進むデジタルトランスフォーメーション(DX)や新しいサービス開発のニーズに対して、プログラミングやシステム設計を担う人材が足りていません。
こうした人材不足を補うため、企業側も文系出身を含む幅広いバックグラウンドの学生や転職希望者を受け入れるようになっています。
ユーザーとの折衝や要件定義などコミュニケーションが不可欠な場面も多いことから、理系の知識がないと難しいというイメージが先行しています。しかし、研修やOJTで基礎を身につけられるケースも少なくありません。
文系出身でも、論理的思考力や学習意欲を示せれば活躍のチャンスがあり、IT業界の門戸は広がり続けています。
専門スキルだけが重視されるわけではない
エンジニアと聞くと、高度なプログラミング技術がないと採用されないと考える方も多いでしょう。しかし、ITプロジェクトは多くのステークホルダーを巻き込みながら進行するため、チームワークやコミュニケーション能力が重要視されます。
要件定義ではクライアントの要望をヒアリングして本質的な課題を引き出す必要があり、論理的な思考力だけでなく、人との対話をリードできる柔軟性も求められます。
また、開発が進む過程で問題が生じた際には、関係者と密に連携して解決策を探る場面が数多くあるでしょう。こうした場面では、文系ならではの文章力や調整力が大いに活かせるのです。
企業によっては未経験者向けの研修プログラムやメンター制度を充実させているところもあるため、専門スキルをこれから身につけたいという意欲をアピールすることが重要です。
文系エンジニアの強み3つ
文系エンジニアには、理系出身者とは異なる視点やスキルセットを活かせる強みがあります。
ここでは、文系エンジニアが持つ3つの強みについて解説します。
- コミュニケーション能力を活かせる
- 文章力や語学力が高い
- 先入観が少ない
それぞれの強みがどのように業務で活かされるのか、詳しく見ていきましょう。
コミュニケーション能力を活かせる
文系出身者は、大学でのレポート作成やゼミ発表、グループディスカッションなどを通じて、他者との意思疎通やプレゼンテーション能力を磨いてきたケースが多いです。
エンジニアの仕事はコンピュータと向き合い続ける作業というイメージもありますが、プロジェクトメンバーとのやり取りやクライアントとの打ち合わせが頻繁に発生します。
要件定義や仕様の摺り合わせで相手の要望を的確に聞き出し、適切な言葉で提案や説明をおこなう力は、エンジニアとして成功するための必須スキルです。
文系で培ったコミュニケーションスキルがあれば、専門用語が飛び交う技術的な場面でも、橋渡し役としてチームの生産性向上やトラブル防止に貢献できるでしょう。人と話すことが苦にならないなら、むしろ大きなアドバンテージとなります。
文章力や語学力が高い
文系の学習過程で培われる文章力や語学力は、エンジニアの仕事でも役立ちます。
システム開発の現場では、仕様書やマニュアル、プロジェクト報告書など、多種多様なドキュメントを作成する機会があるからです。正確でわかりやすい文章を書く力があれば、チーム内外の人にスムーズに情報を伝えられ、プロジェクト全体の効率を高められます。
また、グローバル展開しているIT企業や外資系企業では、英語のドキュメントや海外のクライアントとのコミュニケーションが日常茶飯事です。
英語をはじめとした外国語に抵抗が少ない文系出身者なら、最新の技術情報をキャッチアップする際や海外チームとのやり取りでも高いパフォーマンスを発揮できます。
文章力や語学力は、理系知識とは別の次元でエンジニアとしての市場価値を大きく向上させる要素です。
先入観が少ない
文系の学生は、理系のカリキュラムに縛られない学習経験を積むことが多く、IT分野での固定観念にとらわれにくいという特徴があります。プログラミング経験がない分、新しい言語やフレームワークを柔軟に吸収できる面もあるでしょう。
技術的な先入観が薄いと問題に直面した際、常識にとらわれず、多角的にアプローチを試みる姿勢につながります。また、IT領域以外の知見を持ち込むことで、プロジェクトに新しい視点をもたらす場合もあります。
企業が多様な人材を求める背景には、こうした斬新なアイデアや異なる視点の融合がイノベーションを生むと期待している面もあるのです。文系出身だからこそ得られる利点を自覚すれば、自信を持って新たな技術やタスクに挑戦できます。
文系でエンジニアになるのがきついといわれる理由3つ
文系出身者がエンジニアをめざす際にきついと感じられる3つの要因も無視できません。
- IT関連の知識やスキルを身につけるのが大変だと感じるから
- 残業が多いイメージがあるから
- 地道な作業が続くから
ここからは、それぞれの理由について解説するため、誤解や不安を払拭していきましょう。
IT関連の知識やスキルを身につけるのが大変だと感じるから
文系出身の方がエンジニアをめざすうえで障壁となりやすいのは、IT関連の基礎知識やプログラミングスキルを一から学ぶ必要がある点です。
高校や大学で情報系の授業を受けてこなかった方にとっては、「専門用語が多すぎる」「エラーが出ても何が原因かわからない」という状況に直面するかもしれません。
しかし、独学でもインターネット上の学習リソースは充実しており、初心者向けのプログラミングスクールやオンライン講座を利用すれば、体系的に知識を習得できます。学習を進めるうちに、最初は難しく感じてもなれれば理屈が通る世界であると実感する人も多いです。
大切なのは、最初の段階で「文系だから無理」と決めつけず、少しずつでも手を動かしながら、地道にスキルアップを図る姿勢といえるでしょう。
残業が多いイメージがあるから
エンジニア職は残業が多く、徹夜続きのイメージを持たれがちです。納期前の修羅場などで勤務時間が長くなるケースは存在しますが、すべての企業やプロジェクトで残業が常態化しているわけではありません。
近年は労働環境の改善やリモートワークの普及も進んでおり、ワークライフバランスを整えやすい環境を整備する企業も増えています。また、文系エンジニアとして働く場でも、タスク管理や進捗報告を適切におこなえば、過度な残業を防げる可能性は十分あります。
コミュニケーション能力の高い文系出身者がリーダーシップを発揮し、スケジュール調整に貢献することでチーム全体の負荷を軽減できるケースもあるでしょう。
残業の多寡は企業文化やマネジメント体制によって左右されるため、一概に「エンジニア=激務」とは言い切れません。
地道な作業が続くから
エンジニアの仕事は華やかなイメージばかりではなく、バグの修正やテスト作業など細かい検証や調整が長時間続くことも多いです。地道な作業工程に対し、単調で退屈というネガティブな印象を抱く文系の方もいるでしょう。
しかし、こうした作業を丁寧にこなすことでシステムの品質や安定性が保たれ、ユーザーにとって使いやすい製品が完成します。地道な作業の中から新たなアイデアが生まれたり、課題の本質が見えてくる場合もあります。
文系特有の観察力や問題意識を活かして、なぜこのエラーが頻発するのかと突き詰めて考える姿勢があれば、より効率的な改善策を提案できるかもしれません。
地道な工程こそ、思考力とクリエイティビティを発揮するチャンスととらえると、エンジニアの仕事は奥深い世界になるでしょう。
なお、以下の記事ではWebエンジニアの年収について解説しているため、参考にしてください。
【関連記事】Webエンジニアの平均年収について徹底解説!年収変動要因3つや年収を上げる方法も紹介
文系からでもめざせるエンジニア職種
「文系だから選べるエンジニア職種は限られているのでは?」という不安を持つ方もいるでしょう。
実際には、文系出身者が活躍しやすい職種や未経験からでも学びやすい領域が存在します。
ここでは、文系からでもめざせる4つのエンジニア職種について解説します。
- システムエンジニア
- プログラマー
- インフラエンジニア
- Webエンジニア
それぞれの特徴について、見ていきましょう。
システムエンジニア
システムエンジニアは、顧客の要望をヒアリングしながら、システムの要件定義や基本設計をおこなうポジションです。
開発プロジェクト全体の流れを俯瞰し、どのような機能が必要かを整理し、実際にプログラマーが開発できるよう設計資料を整える役割を担います。
文系出身でもコミュニケーション能力や問題解決力を強みに、顧客との折衝やチーム内調整をスムーズに進められれば活躍可能です。技術的な知識は必要ですが、コーディングはプログラマーに任せる場合も多く、プロジェクト管理や仕様検討に注力するケースもあります。
要件定義の段階でビジネス面の視点を取り入れることが重要とされるため、経営学や経済学など文系で学んだ知識が思わぬ形で役立つ可能性もあるでしょう。
プログラマー
プログラマーは、システムエンジニアやプロジェクトマネージャーが作成した設計書をもとに、プログラムを組み上げる役割を担います。
日々の作業ではコードを書き、バグを修正し、テストを繰り返すという流れを地道に進めていきますが、この過程がシステムやアプリケーションの機能を具体化するための要です。
文系出身でも論理的思考力と学習意欲があれば、プログラミング言語の文法やアルゴリズムを着実に習得できるでしょう。特に近年は、初心者向けの学習コンテンツやフレームワークが充実しており、独学やスクールで短期間にスキルを高める人も少なくありません。
自分で書いたコードが動く瞬間の達成感は大きく、クリエイティブなものづくりに興味がある方にはやりがいを感じられる職種です。
インフラエンジニア
インフラエンジニアは、サーバーやネットワーク、セキュリティなど、システムを支える基盤に関して設計・構築・運用する仕事です。
サービスが安定して稼働するための仕組みを整え、不具合が起きれば原因を突き止めて迅速に復旧作業をおこないます。
文系出身の方には、ハードウェアやプロトコルといった専門用語に最初は戸惑うことも多いかもしれません。しかし、手順書をもとに環境構築を進めるケースも多く、実務を通じて学びやすい面があります。
緻密な作業やトラブル対応に抵抗がないのであれば、文系だからといって不利になるわけではありません。むしろ、障害発生時にチームやクライアントへ迅速かつわかりやすく情報を共有できるコミュニケーション力は大きな強みとなるでしょう。
IT基盤を守る縁の下の力持ち的なポジションとして、やりがいのある職種です。
Webエンジニア
Webエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションの開発を専門とするエンジニアです。
フロントエンド(ユーザーが目にする画面やUI)とバックエンド(サーバーサイドの処理やデータベース連携)の両面に携わるフルスタックエンジニアをめざす道もあります。
文系出身者でも、HTMLやCSS、JavaScriptなど学習しやすい言語からスタートし、徐々にPHPやRuby、Pythonといったサーバーサイド言語へステップアップする例が多いです。
Webサービスはユーザーからの反応が直に返ってくるため、自分が作り上げた機能の成果を感じやすいという魅力があります。
Webの世界は技術変化が早いため、新しいツールやフレームワークへ柔軟にアプローチできる文系ならではの学習意欲が活きる場面も多く、スピード感のある成長が期待できます。
文系エンジニアになるためにしておくと良いこと3つ
文系からエンジニアをめざす場合、早めに準備しておくと後々のキャリアがスムーズになるポイントがあります。
ここでは、文系エンジニアになるためにしておくとよい3つのポイントについて解説します。
- IT業界の基礎知識を身につける
- 自分の適性を見極める
- プログラミングスクールに通う
それぞれのステップで何を意識すると効果的か、詳しく見ていきましょう。
IT業界の基礎知識を身につける
IT業界全体の動向や主要な技術、サービスの仕組みを大まかに理解するところから始めるとよいでしょう。
たとえばクラウドやAI、IoTなどトレンドワードの概要を把握し、各技術がどのような場面で使われているかを調べるだけでも、業界理解が深まります。IT企業のビジネスモデルや業務フローも学んでおくと、エンジニア職種の役割がより明確になるはずです。
専門用語が多いため抵抗を感じるかもしれませんが、入門書やYouTubeの解説動画、オンライン学習サイトなど、初心者向けの資料は豊富に存在します。基礎知識を得ることで、面接や研修での会話をスムーズに進められるようになり、学習効果も高まるでしょう。
業界理解があると、自分がどの分野に興味を持ちやすいかも見えてくるため、将来のキャリア選択にも役立ちます。
自分の適性を見極める
文系からエンジニアをめざすにあたっては、自分の性格や得意分野に合った職種を選ぶことが成功のカギとなります。
論理的思考が得意でコツコツ作業を好むならプログラマー、コミュニケーションを活かして上流工程を担いたいならシステムエンジニア、といった具合です。自分の特徴を踏まえて役割を検討するのが理想的です。
また、クリエイティブなUI設計やユーザー体験を重視するならWebエンジニアが向いているかもしれません。
小規模な開発プロジェクトやプログラミング体験をしてみると「想像していたより楽しい」「思ったより地道な作業が多い」など、具体的な実感が得られます。自己分析ツールや適職診断を活用するのも一つの手段です。
自分の適性と興味を正しく見極めれば、学習のモチベーションを維持しやすくなるでしょう。
プログラミングスクールに通う
独学でもプログラミングを学ぶことは可能ですが、文系の方が効率的に基礎を固めたいなら、プログラミングスクールの利用も検討する価値があります。
スクールではカリキュラムが体系的に整備されており、講師に質問して即時フィードバックを得られるため、つまずきやすい初期段階をスムーズに乗り越えられます。
また、スクールによってはチーム開発の実践や就職支援サービスを提供しているケースもあり、卒業後にエンジニアとして働くイメージをつかみやすいでしょう。
費用面のハードルはありますが、時間をお金で買うという観点や、早期転職での収入アップを見込めば十分にペイすると考える人も多いです。周囲に同じ目標を持つ仲間ができる点もモチベーション維持に大きく貢献します。
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文系出身で未経験からエンジニアをめざすなら、『コードリッジ(coderidge)』のプログラミングスクールが最適です。
基礎から実務レベルまでを効率よく学べるカリキュラムが整備されているほか、就職サポートも充実しているため、安心してスキル習得に専念できます。
プログラミングやデータ分析など、実践的カリキュラムを学びながら企業とのマッチングを図れるサービスで、早い段階でITスキルを身につけたい学生に特におすすめです。
企業側も意欲ある学生を歓迎する傾向があり、インターン参加を通じて早期選考や長期的なキャリア形成につながる可能性が大いにあります。
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まとめ
文系からエンジニアになることは不可能ではなく、むしろコミュニケーション力や文章力、先入観の少なさといった強みを活かせる場面が多々あります。
IT人材不足の追い風もあり、未経験者向けの研修体制を整える企業も増えています。興味があるなら、基礎知識の習得やプログラミングスクールの活用など、一歩ずつ着実に準備を進め、エンジニアとしてのキャリアを切り拓いていきましょう。
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